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[21]なんば歩行を腰痛緩和に実践してみました。 [karada04]

なんば歩行を腰痛緩和に実践してみました。
2019.03.23







 あまりに腰痛がひどくて、診察をうけたら完治できるかどうかは分からないほどの期間、腰椎に負担をかけてしまっていることが分かった。処置として手術という手もあって、西洋医学ではそれしかないと選択肢がない。
 この考えは短絡的だと思い、当人のことを考えている感じがしない。一時的に緩和をしただけではないか、と思うわけだ。長い目で見れば完治とは言えないと思ってしまった。考え方として、自己流であると自覚しながらそう感じた。
もちろんその処置で、その内の処置を受けた人には完治して一生快適な生活を送る方もいらっしゃるとのこと。
 私の考えでは、なるべくメスを入れたくない。
 症状を知った時に、自力整体で緩和、改善を心がける、からぶれなかった。

 自力整体の先輩ナビゲーターに体験談をお聞きして、お勧め・参考になることを聞き、そのうちの一つがこの「なんば歩行」でした。

 そこで、ネットでなんば歩行を調べると、甲野義紀氏の動画以外にも、ミズノで歩く講座(上野敏文氏)というのもあるし、腰痛治療に使っている治療院もあった。
 由来は、甲野義紀氏の動画で、文献はないそうですが、日本人は昔なんば歩行をしていて、なんでも西南戦争までだそうです。なぜそれを境に今の歩行に切り替えたかというのは、西南戦争で逃げ行くにわか兵士たちが逃げるのが遅くて命を奪われて、その大打撃を受けて、反省した明治新政府は歩行方法を教育していき、今の歩行が当たり前になったそうだ。
 
 日本人は古くからはなんば歩行をしていて、その歩行は省エネの歩き方で疲れないそうです。
 考えてみれば、今の歩き方は腰でねじって、その反動でパフォーマンス力を発揮するのには適していると思います。
腰を中心に上体と下体を反対に絞り、その反動で反対側を絞りながら歩行する方法です。これだと、早く歩くことができます。当たり前に歩いていたからわかりにくいかもしれませんが、なんば歩行をしてみると逆に分かります。
つまり、今の歩き方はパフォーマンス力を発揮するが、腰に負担をかけるというものです。
 なんば歩行は、疲れない歩き方ということですが、難点は早くは歩くことができません。慣れると体の動きを無理なく動かせることができ、なかなか良い動きというものです。ですが、長年歩いてきた歩き方は自然に出てしまいます。
 先ほどにも書きましたが、絞って反動、絞って反動で歩くので、腰の筋肉がやせている人はしんどいのではないでしょうか。なんば歩行をやってみて、思ったのが腰の解放です。絞らないので解放されたままになり、腰に負担をかけていないことがわかる。
 軽い腰痛なら効果はすぐにありました。
 やっている間は、腰痛が軽減するので実施していたい気持ちが起こり、実践している。
けれど、気が付いたら長年歩く方法ねじり歩行をやっている。そして改めてナンバ歩きを意識して歩き始める。
 
 〇なんば歩行の利点
  先述したが、腰痛が軽減します。体に負担をかけていないことがわかります。

 〇なんば歩行の難点
  気が付いたら、ねじり歩行になっている。注意が必要。
  歩く速度が遅くなる。・・・歩くパフォーマンス力はねじり歩行が圧倒的であると確信します。


 一ケ月実践してみて、振り返ると無意識にねじり歩行をしています。すると、やはり腰痛の痛みは出てきます。意識し続けることが大事かもしれません。

 私は当分実践しようと思っています。


by jiriki2018 | 2019-03-24 12:30 | からだ

矢上予防予防医学研究所 2018年に認定ナビゲーターになり教室の情報を掲載するブログサイト。自力整体情報を随時掲載します。


by jiriki2018